韓国政府内部では当初、参議院議員選挙が終われば日本側は態度を軟化させるだろうという楽観的な見方が少なからずありました。ところが、韓国大統領府の関係者によると、先週の事務レベル会合で日本側の説明を聞いて「これは本気だ」と、「問題が長期化しそうだ」との判断に傾いたということです。

このたびの対韓国輸出管理厳格化について、日本国内でも、あんなのは選挙対策だなどと必死に腐している安倍アレルギー患者がチラホラいるみたいですが、さっさと認識を改めたほうがいいですよ。それ、間違っていますから。

こんな大仰な措置、自民党がポッと選挙対策で思いついて霞ヶ関に実行させられるようなことのわけがないでしょう。かなり時間をかけて周到に準備されていたことだというのは、ちょっと考えれば分かるはずで、分からないとすればあなたの脳はウニです。本件は少なくとも数カ月かけて入念に練られていた作戦だと察せられます。

強いていうと、実施時期については、今年の夏ぐらいにやろうという大まかな話だったのが、ちょうど参院選があるから7月の頭でいいだろう、というくらいの感じで最終的に決まったという経緯はあったかもしれません。しかし、何カ月も前からこの時期にやるつもりで焦点を定めて計画を立ててきたようなものと考えるのは、無理があると思います。

さて、今回もお家芸の〈告げ口外交〉に熱心な韓国ですが、泣きついたアメリカから「理解する」「日米韓の連携が大事だ」と当たり障りのないことだけを言われて放置プレイされ、もうどうしようもないので、昨日はついに文在寅大統領が日本を恫喝する発言を繰り出しました。

韓国は滅びることにしたようです。望み通りに、滅ぼしてあげましょう。