うちの庭で花を育てようと思い、先日耕しながら草取りをしたところ、ポピーっぽいオレンジ色の花が1本咲いているのを見つけました。ポピーに似てはいるけどまさかポピーではあるまいと思い、引っこ抜いてしまったのですが、その後聞いたところでは、近くにポピーが自生していてそれが年々勢力を広げているらしく、それがうちにもやって来たようなのです。

ああ、そうとは知らず抜いてしまった、ということを園芸をやっている知人に話しましたら、即答で「あ、それ、ポピーじゃないですよ。ナガミヒナゲシっていう外来種で、すさまじく増えるから、一本でも見つけたら種ができないうちに駆除しないと大変なことになりますよ」─。

引っこ抜いておいて正解でした。なるほど、ポピーの自生地が広がっているのではなく、ポピーに似た(正確にはポピーの一種の)繁殖力旺盛な外来種が驚異的に領土を拡張し続けている、ということのようです。

といったところで、せっかくですからポピー関連で、平成もそろそろ終わるというこの時期に昭和の歌を一曲: