大手携帯電話3社が、いよいよ本気でLINEを追撃する模様です。

そもそもLINEというのは、日本で普及に成功した自社アプリのLINEに合わせて社名もLINEに変えているため、正体が分かりにくくなっていますが、実態はあの会社です。ええ、そうです、かつてIT関係者が蛇蝎のごとく嫌っていた、あれ。

こんな会社に自分の電話帳情報や交信情報を預けてしまえる神経が私には理解できないのですが、月間アクティブ・ユーザが7900万アカウントもあるという、かなり異様な状況になっています。しかも、銀行と提携して与信審査業務に手を出すとか言っているのですから、ますます恐ろしくなってきます。

携帯3社横断の「+メッセージ」は、スタンプキャンペーンだとかくだらないことにエネルギーを注ぐのではなく、金融機関などとの連携を強化して利便性を追求する方向のようです。今はまだユーザが多くはありませんが、今後の進展に期待しています。