何度か言ってきていることを簡単にまとめますが、なぜ今の与党があんなに強いかというと、与党が優れているからではなく、野党が駄目すぎるからです。新年早々それがはっきり分かるものを目にしました。

国のトップが年頭に所感やメッセージを発し、それを国の代表的な報道機関が流すというのは、割と多くの国で普通に行われていることのはずですが、そんなものにまでいちいちけちをつけるところ、まさしく野党根性の極みです。アベニクシー症をすっかりこじらせてしまっている感があります。

野党のやるべきことは、安倍首相のように、年頭に当たり国内外の諸問題について自分たちの方針を表明することではないのですか。

ちなみに、共産党機関紙がどういう年頭記事を出しているのかを参考までに見てみたのですが──

ああ、やはり駄目です、見出しだけを見て記事を読む気が失せました。共産党はもはや、どういう国づくりをしてゆくかではなく、とにかく“安倍政権を倒す”ことが目的化しているようです。まあ、それでも、中身のない新年あいさつぐらいしか出していない立憲民主党よりはましなのかもしれませんがね。

やはり今年も野党は駄目な一年を送ることになりそうですね。政権については、安倍首相の自民党総裁任期が切れたあとの後継者を頼みにするしかないでしょう。