児童ポルノ禁止法に絡む形で表現規制派が圧力をかけるという出来事が、また起きた。池袋マルイ(東京都豊島区)で開催予定だった、女性の太ももの写真展が、中止に追い込まれたのである。

展示予定の写真にはどのようなものがあったかは、こちらの記事を参照:

これらの写真は、もし被写体が18歳未満であれば、いわゆる「3号ポルノ」に該当する可能性もなくはない。だが、写真家が百貨店を会場にして堂々と展示しようとしたくらいだから、そういう違法性を指摘されるような作品群であるとは考えにくい。以前から、人権団体が「3号ポルノ」疑いを理由に表現圧力をかけてきた件はあったりしたが、それはあくまでも被写体が18歳未満だったからだ。

では、今回の件での表現規制派の言いがかり主張はどのようなものかといえば、いわく、当該写真群の被写体が「未成年者を思わせる」とのことである。つまり、被写体の実年齢などは関係なく、服装等の演出が未成年者を思わせるからけしからん、というのである。

さて、ここで私が以前に書いた記事を──

私の言っていたことが、決して誇張でもなんでもなかったということが、そろそろあなたにも分かってきたのではあるまいか。

セーギノミカタはセーギのためならいくらでも暴走する。彼らが表現規制に走りだしたら、絶対に許してはならない。児童ポルノやら「絶対領域」やらに興味のない自分には関係のない話だ、と他人事のように考えていてはいけない。「われわれがけしからんと思うものだからけしからん」という理由だけで、彼らはいずれあなたの首を絞めにやって来る。

気をつけろ。