前原はかるる枝野を止めかねて真黒きくずに風さわぐなり

まへはらはかるるえだのをとめかねてまくろきくずにかぜさわぐなり

本歌、慈円「わが恋は松を時雨のそめかねて真葛が原に風さわぐなり」