こういう記事を読むと、最近は新聞よりもネット・メディアのほうが取材が丁寧ではないかと思えてなりませんね。

この男性を擁護する向きは、情報を恣意的に選び取って批判しやすい部分だけ批判するということを相変わらず続けています。それ、何年か前にはやったナントカ話法というやつではありませんか。

自宅の豊中に近い伊丹から日航に乗れば奄美での設備にも問題はなかったのに、わざわざ関空から奄美の設備が整っていないバニラに乗り、しかもバニラは7月下旬に奄美の設備を整える旨を春先にアナウンスしていたにもかかわらず6月上旬に事前連絡なしの車椅子搭乗を強行し、騒ぎを起こして、ナントカ研究所代表という肩書きを生かしてか報道メディアに火をつけ、結果的にバニラの奄美の設備整備をひと月ばかり前倒しさせたことを〈成果〉のように喧伝し、どんな人なのかとよくよく掘ってみたら過去十数年にわたり飛行機絡みでもめまくりで、要求が通らないときは人権侵害だ訴えるぞと恫喝して言うことを聞かせ──そんな人の振る舞いの旗印が「バリアフリー」というのはいかがなものでしょうか。

なお、こっそり座席で小便をするということをブログで公言してはばからないような人が私の近くの席にいたりするのはごめんこうむりますので、できればくだんの男性の搭乗する便の情報を前もって公表してもらいたいと思います。