新聞の訂正記事というのは基本的には「『△△』とあるのは『◇◇』の誤りでした」で済むものであり、場合によっては「訂正してお詫びします」と付け足し、さらにそれでは済まない話であれば「関係者のみなさまにご迷惑をおかけいたしました」くらいのことを書けばいいのですが、どうも築地の新聞社は昔から素直でなく、最近さらにひどくなっているようですね。

実際のところ、新聞記者という種類の人たちとの私自身の接触の経験から、彼らが世間で思われているほど賢くはないということは知っています。また、たとえどんなに優秀な記者であっても人間であるからには、書く記事に誤りが生じることをゼロにはできないものでしょう。深刻な誤りでなければ「『△△』とあるのは『◇◇』の誤りでした」の訂正記事を出せばいいだけのことなのに、なぜ築地の人たちは余計なことをしたがるのでしょうかねぇ。