東京の下町を歩いていると、荒川が氾濫したらこの辺まで水が来ますよと電柱に印が付けてあるのはよく見かけるのですが、それらはせいぜい5メートル程度でして、さすがに16.7メートルというのはさすがに想定外であるわけです。

実際には、浦賀水道が狭いために、東京湾の奥まで16.7メートルもの津波が流れ込んでくることは考えにくいですけどね。

東北の被災とは比べものになりませんが、当地埼玉でのあの日あの時の揺れからの一連のことを思い出すのは嫌なものです。しかし、忘れてはならないことですし、記憶しておくのは体験者それぞれの義務だと心得ます。