選挙妨害だったり表現の自由だったり
沖縄県知事選で、玉城デニー候補の演説中にひどいヤジを飛ばして妨害する輩がいるようです。
- 「玉城デニー氏側、県警に安全確保を要請 演説中に妨害行為が相次いでいると訴え 沖縄知事選」 << 「沖縄タイムス+」
こういう選挙妨害行為は厳に慎むべきです。民主制の根幹に関わります。
ところで、同じ沖縄タイムスが過去にはこんな記事も書いていまして──
- 「首相演説にヤジの市民排除 市民の人権を警察が侵害 民主政治損なわれる恐れ」(2019年8月16日) << 「沖縄タイムス+」
参院選期間中に安倍総理(当時)が札幌で街頭演説をしていた時、ヤジを飛ばして妨害した者らを警察が排除したのは、表現の自由の侵害だと言うのです。
あのー、玉城氏の演説に対するヤジも、安倍氏の演説に対するヤジも、どちらも選挙妨害でよろしくないというのが普通の脳を持つ人間の考えだと思いますよ。なぜ前者は選挙妨害で、後者は表現の自由ということになるのでしょうか。
オールドメディアが信用されなくなってしまったのは、まさにこういうところでしょう。特に沖縄はこの調子ですから。そんなのは報道機関などではなく、もはやカツドーカの機関紙ですよ。
ちなみに、恐ろしいことに、安倍氏の演説に対するヤジは表現の自由である、というアレな判決を札幌高裁が出してしまっています:
- 「安倍首相の街頭演説ヤジ排除訴訟、最高裁が上告退ける…道が女性に55万円賠償の判決確定」(2024年8月20日) << 「読売新聞オンライン」
となれば、玉城氏に対するヤジも表現の自由ということになりそうですけどねぇ。たぶん沖縄で今ヤジを飛ばしている連中は、札幌の意趣返しでやっているのでしょう。
繰り返しますが、どちらもヤジも選挙妨害であり不当だと私は思っています。こんなの、裁判所の判決が変です。