覚悟のいる旅、そして意義のある旅
- 「ネパールで行方不明の日本人はヤマモトトシタカさんカヨコさんら子ども3人含む一家か 現地当局が名簿発表 大規模土石流被害で」〔FNNプライムオンライン〕 << 「Yahoo!ニュース」
中国のチベットまたは新疆から国境を越えてネパールに入るというのは、バックパッカーには割と知られたルートだと思います。ちなみに、唐の時代に玄奘が天竺へ向かう際にとったルートはもっと西寄りの迂回らしいです。
ただ、中国側からだとどのルートでも最後の都市からネパール国境までかなりの道のりがあり、たぶんバスでも一日がかりで、結構きつい行程です。そこへ子供3人を含む家族連れ5人で行った日本人がいると聞いた時は、さすがにびっくりしました。まあ、無理ではないにせよ、何かあっても富士山みたいにすぐに救助ヘリが飛んでくるような場所ではないため、それなりに覚悟のいる旅だと思います。
とはいえ、普通心配されるのは途中で病気になったらどうするといったことであり、さすがにあんなすさまじい土石流に巻き込まれるなんて想定外です。何とかどこかで生き延びていてほしいです。
中国という国は、東側の日本から北京や上海へ行き来するだけで分かるものではありません。チベットや新疆に近い辺りの西域まで行って、街なかで青い瞳の人たちと時折すれ違い、砂漠と連峰の向こうにインド、ネパール、ブータン、そして中央アジア諸国があるということを思うと、その場でこそ感じられる中国の特殊性があります。そういう点からも、中国の西の国境を見るということには意義があると思います。