アメリカのトランプ大統領が日本を名指しでホルムズ海峡への軍艦派遣を求めてきた、などと噴き上がっている人たちがいるのですが、実際はちょっと様子が違いますね。見出しだけではなく、ちゃんと記事を読みましょう。

トランプ氏はSNSへの投稿で「ホルムズ海峡封鎖の影響を受ける国々は米国と連携し、軍艦を派遣することになるだろう」と主張。「中国、フランス、日本、韓国、英国、その他の国々が当該海域に艦艇を送ることを期待する」とつづった。

もうね、この「中国、フランス、日本、韓国、英国、その他の国々」という国名の列挙の仕方からして、いつものトランプ氏のごとくテキトーな思いつきで言っているだけだなぁという感じしかしません。

ただし、ほうっておくとトランプ氏が本当に自衛隊の派遣を要求してきかねないので、高市総理はちゃんと手を打っておくべきです。こういうの、故・安倍氏はうまかったのですが、果たして高市氏はあのオッサンをうまく操れるでしょうか。

そうそう、これは前から言おうと思いつつもなかなか機がなかったので、今日言っておきます。トランプ氏が昨年来日した際、高市氏に「援助が必要なときはいつでも言ってくれ。できることは何でもする」みたいなことを言っていて、その後の電話会談でもそんなようなことを言ったことがあり、まあ、ああいうのはアメリカ人の社交辞令にすぎないのですが、どうも高市支持者にはあれを真に受けている人が多くて──。あんなの、日本人が言う場合ほどの重みはありませんよ。ほら、旅先で知り合っただけのアメリカ人が「もしニューヨークに来たらぜひうちに寄ってくれ」とか言ってくるでしょ。アメリカ人は気さくでいいなぁとかそういう話ではなく、彼らはテキトーに言っているだけです。高市氏はアメリカで働いていた経験もあるから、そのへんは分かっていると思いますが。