抜けきらない党内野党根性
珍しく立民党の野田代表が正しいことを言っていますね。
- 「石破首相「なめられてたまるか」発言…野田氏「何とかの遠ぼえに聞こえる」、玉木氏「国益を害する可能性」」 << 「読売新聞オンライン」
石破氏は長らく自民党の日陰から主流派を腐すことばかりやってきたため、その癖がここへきてポッと再発したのでしょうな。やり返してこない相手に外野から無限にイチャモンをつけるしか能のない立民党ほかの万年野党根性と同じく、石破氏は党内野党根性というやつが抜けきっていないのでしょう。アメリカのトランプ大統領がやり返してこないと思っているから、そういうことを大っぴらに言ってしまっただけでしょう。
国民民主党の玉木代表の言う「国益を害する可能性」については、それほど大きくないと思いますね。トランプ氏の耳に入ったらまずいと言う人もいますが、それほど心配はないのでは。いかんせんトランプ氏自身こそさんざん他国に対してひどいことを言ってきていますので、「なめられてたまるか」みたいないわば一般的な強気発言を言われたぐらいでそう大きく反応しませんよ。もっとも、政治的な目的(例えば、盟友だった故・安倍氏の忌まわしい敵である石破氏をつぶしたいという動機)から、怒っているふうに演じることはあるかもしれませんが。むしろ本当に彼がブチキレるのは、それこそ「トランプはいつもおじけづく」みたいに名指しで本当のことを言ってあざける文言でしょう。