きれいに畳んだら駄目
- 「ホテルで使用済みのタオルをどこに置く?スタッフの回答に「ハンガーに掛けてた」「元の場所に戻す」」〔LIMO〕 << 「Yahoo!ニュース」
最近こういう、こんな意見もあればあんな意見もありますね的なクソの役にも立たないネット記事が多いですけれども、ホテルの使用済みタオルはバスタブの縁にかけておくのが標準です。
こういう話題になるとホテル従業員を自称する人から、できればバスタブでなくこういう所にこういうふうに置いておいてもらえると助かりますとかいう話が出たりしますが、単にそいつが仕事で楽をしたい(手抜きをしたい)ための個人的な意見にすぎませんので、聞く必要はありません。もうこれは昔から世界標準でバスタブの縁ということになっていますので。
バスタブのない、シャワーのみの部屋の場合は、ちと考えものですね。まあ、丸めて洗面台の横にでも置いておくのがいいのではないでしょうか。とにかく使用済みで要交換であることが従業員の目に分かるような形にしておくのがコツです。ここに置いておいてくれという注意書きがあれば、それに従えばいいです。一番よろしくないのは(いかにも日本人がやっちまいそうなことですが)きちんとしわを伸ばしてきれいに畳んで化粧台の横に置いたりすることです(笑)
8年前にフィリピンへ旅行した時のホテルでは、ちょっとおもしろい体験をしました。予約サイトで事前にそのホテルの宿泊レビューを見ていたら、宿泊中に一度もタオルを交換してもらえなかったとかいう話があったのですよ。まあ、田舎のホテルなら別に珍しくないことだし、タオルを交換してもらいたければハウスキーピングを呼べばいいだけなので、どうでもいいと思っていました。そして実際にそのホテルにチェックインしたところ、シャワールームの前の洗面台の横に(説明が難しいのですが)物をかけられるポールがしつらえられていまして、そこに「使用済みタオルはここにかけておいてください。それ以外は交換しません」という趣旨のことがはっきりくっきり書いてあったのですよ。なるほど、あのレビューを書いた人はその中学レベルの英語が読めなかっただけなのでしょうね。