反則金不払い、出頭命令無視は、地味でもきっちり一件も残さずつぶしてゆくべきですね。

この手の記事ではいつも、逮捕された容疑者が「『仕事で忙しかった』などと供述している」というところまでが様式美となっています。1年以上にもわたって、反則金を振り込む暇も警察署に出頭する暇もないほどに忙しい人間なんて、世の中にいるはずがありませんから、「仕事で忙しかった」なんてのはバックレていたのと同義です。逃げ得を許してはいけません。

そもそも、本来なら立件、起訴されて裁判を経て罰金を科されることになるところ、10キロ速度超過やら違法路上駐車やらでそんな大仰な司法手続きも大変だから、ちょっと金を払うだけで済ませてやる、というのが反則金の趣旨です。これを理解していれば、反則金を払わず出頭命令も無視すればどうなるかは、自ずと分かるはずなのですがね。そう、立件、起訴されて裁判にかけられます。悪質な容疑者だから、在宅ではなく逮捕、勾留で。

あと、違反切符を切られて素直に反則金を払っていても、それを何度も繰り返していると、悪質だということで何回目かで逮捕されます。どうせ何度でも反則金を払っておけば済むことだろ、と甘く考えているのもまずいです。