昨日のNHK大河ドラマ「べらぼう」第18回「歌麿よ、見徳は一炊夢」では、前回のラストからのつながりで、行方知れずだった唐丸が喜多川歌麿として戻ってくるという展開でした。唐丸は東洲斎写楽なのではないかと思っていたのですが(多くの人が一時はそう思ったはず)、そこを外して歌磨にするという脚本には一本取られましたわ。しかも〈二人羽織〉などと二つも三つもひねりが入っていて、一筋縄ではいかない物語の作り込みです。

ところで、冒頭からいきなり私も気になったのが、これ──

今回はよほど過激な場面が出てくるのかと身がまえましたが、画的にというよりも、唐丸の壮絶な過去や朋誠堂喜三二の腎虚がどうのという物語上の過激さでした。児童性虐待(しかも男色)の話とか、アレが転じた大蛇をぶった斬るのなんのとか、家族で見ていて子供から訊かれた親たちは今まで以上に大変な回だったと察することであります(笑)

さて、となると今後、写楽はどこからどう現れてきますやら。