南の国のアリス
フィリピンで市長にまでなっていた中共の工作員(まだ疑惑とはいえ事実上は確定も同然)が、しばらく前から行方不明になっていましたが、何とインドネシアで身柄を拘束されたそうでして。
- 「逃亡中のフィリピンの元市長、インドネシア当局が拘束」 << 「ロイター」
このアリス・グオ(Alice Guo、郭華平、郭華萍)という女の件、フィリピンでは5月ごろから大騒ぎだったのですが、日本でも夏からちょいちょい報道されるようになっていました。
まだ疑惑とはいえ事実上は確定も同然のことをざっくり言いますと、中国人(中共籍)の郭華萍(Guo Huaping)という女が、実在のフィリピン人女性のアリス・グオさんの身分に背乗りした上、市長にまで成り上がり、カジノ利権やマネロンでアレという、映画みたいな実話です。なお、背乗りされたフィリピン人のアリス・グオさんは今どこでどうしているのか杳として知れません。
要するに辛光洙みたいな感じですが、辛光洙と比べると、地方の田舎町とはいえ市長になってしまったアリス・グオは派手です。そして、現に辛光洙が過去にいたことを考えると、現在はアリス・グオみたいなのが日本にもいたりするのでは、という気がしてなりません。