単純にありがたいのだけれど
「増税メガネ」などと揶揄された岸田首相がキレた勢いで「減税するぞ」とぶちかまし、それに対し財務省が「我々に相談もなく勝手なことを」と機嫌を損ねてから間もなくの時期に、それまで大して話題にも上っていなかった自民党パーティー券裏金問題になぜかどこかから火がついて岸田政権への逆風になっていることでおなじみの、定額減税です。
- 「6月から少しだけ懐あたたかく 1人4万円の定額減税 毎月の手取りはどうなる?」 << 「産経ニュース」
経緯はどうあれ、減税してもらえれば私としては単純にありがたいわけですけれども、世の中には減税とか給付金とかの話になるとナントカの一つ覚えで「バラマキだ」「貯蓄に回るだけで経済効果はない」とケチをつけるしか能のない駄目野党や似非リベラルがウジャウジャいます。今回は少し言語表現が洗練されて「税金を使った選挙買収」「恩着せがましい」になったりしていますが、基本的に変わっていません。だったらあなたたちは増税したほうがいいと思っているのですか、という話です。
飲んでクダを巻いて文句を垂れるだけというのは居酒屋政談です。居酒屋で居酒屋政談をするのはかまいませんし、私だってしますし、ここでこんなふうに書き散らかしているのも同類項ですが、永田町で居酒屋政談をする連中に無駄な税金が使われているのは苛立たしいものですね。民主的な手続きをもってガリガリ削り落としてやるべきです。