小山芳立

煽り運転をするアホどもに言いたいのは、まず第1に当然ですが、上記記事などでもさんざん言われている通り、危険だということです。自分1人、1台が自損事故を起こすだけで済むなら勝手にすればいいですけど、高確率で周囲の車や歩行者などを巻き込む大事故になり得ます。

第2に、相手が悪いという言い分は通用しないということです。相手が悪いからといって殴っていいことにはならないのと同じく、相手が悪いからといって煽り運転をしていいことにはなりません。法律でそうなっています。マナーが悪いから懲らしめてやろうと思った、などとほざく煽り運転馬鹿がよくいるそうですけど、全然正当化になりません。

第3に、前との車間距離を詰めたからといって、目的地への到着時刻が早くなるわけではないということです。なるべく早く着きたいから電車では先頭車両に乗るようにしている、というガッツ石松の伝説ネタがありますけど、それと同類項ですね。まあ、タイミングによっては車間を詰めていれば信号一つ分か二つ分の時間を短縮できることにはなるかもしれませんが、事故リスクに見合ったものかどうかはよく考えるべきです。もっとも、考える頭がないから煽り運転なんかするのでしょうけど。

それと、くれぐれも言っておきますが、まともなみなさんは煽り運転をするようなキチと口論などしようとしてはいけません。言葉が通じる人間はそもそも煽り運転なんかしません。ただ万が一に備え、粛々とドラレコ等で記録を撮っておきましょう。