野党よりはるかにマシというほかに何の取り柄もなく、先日のG20外相会合に外相を出さないという外交的失態までさらした岸田政権ですが、変な運があったりもするようです。

このように海外メディアで、岸田首相のウクライナ訪問が中共の習主席のロシア訪問と並べて扱われるのは、タイミングの妙ですね。首相の訪ウをここまで延ばしてきたことが逆にいい効果を発するという、驚きの展開となっています。

一方で問題もあります。大きな問題です。首相の訪ウ情報が先にダダ漏れで、報道されまくっていた点です。ポーランド到着時点からカメラが追って生中継しているとか、この情報管理の緩さはどんなタチの悪い冗談なのでしょうか。首相に向けられていたのがテレビカメラではなく工作員の銃口だったら、どうするのですか。

いい加減、官邸の機密管理の態勢を整えておかないとまずいですよ。ウクライナの件が特別ということではなく、これから日本に近い所で何やら起こりそうな状況でもあるのですから。とりあえずあの馬鹿息子は政治から遠ざけないといけませんよね。