2019年9月以来4年ぶり3度目のサムイです。

前にも書いた通り、サムイが変に日本で人気の旅行先になってしまうと困るので、どうか読者諸氏におかれてはできるだけサムイの悪い噂を広めてくれるとうれしいです。治安が悪い、海が汚い、食べ物がまずい、人間が不親切──みたいな感じでいろいろ言いふらしてくれるといいですね。

旅程

  • 16日(木)
    TG677 : 成田 17:30 → スワンナプーム 22:30
  • 17日(金)
    PG131 : スワンナプーム 10:00 → サムイ 11:10
  • 21日(火)
    PG176 : サムイ 18:55 → スワンナプーム 20:10
    TG642 : スワンナプーム 23:55 → 成田 07:40+1

島の現状

適当に「6割程度」とツイートしましたが、実際はもっと少ないかも。単純に中国人観光客がいないぶん、ガッツリ減っています。コロナ前は、冗談でも大げさでもなく石を投げれば中国人に当たる状態でしたが、今回は中国人をほとんど見かけませんでした。道行く観光客の99パーセントが欧米系白人です。

新型コロナウイルスに関する規制では、タイ入国の際の制限はすでに完全撤廃されていて、コロナ前の状態に復しています。

マスク着用義務に関しては、混雑した所などでの着用を推奨という程度まで緩和されていますが、バンコクでは(都市部は当然混雑がありますから)着用を続けている人が多いですね。平気でマスクなしで歩き回っているのは欧米人観光客などです。あいつらはもう──。

サムイはというと、今のところ混雑というほどのものはありませんし、公共交通機関なんてせいぜいソンテウぐらいのもので密閉空間でもありませんので、一部の店舗従業員を除いてはマスクはしていません。私も帰りのバンコク行きの飛行機に乗るまではマスクを外して過ごしていました。もっとも、欧米人観光客どもは例によってアレなので、機内でマスクをしていたのはキャビン・クルーのほか私を含む数人のアジア系乗客だけでしたが。

ワクチン接種証明

タイに行く際に新型コロナに関する規制を心配する必要はすでになくなりましたが、日本に帰国するときは日本の水際対策がかかりますから要注意です。

というわけで、サムイ空港で国際線レッグまでスルーのチェックインをした時に、ワクチン接種証明の提示を求められました。日本到着時に検疫で必要になるのは「Visit Japan Web」のいわゆる「青い画面」ですが、私がサムイのチェックイン・カウンターで提示したのは「接種証明書アプリ」の英語版証明書です。

少々反省

今回は帰りのサムイ発の飛行機に乗るのがギリギリになってしまいました。

バンコクエアウェイズが公式には、出発2時間前までに空港に来いと言っているのですが、一方でチェックインの締め切りは50分前とも言っています。また、私の経験からいうとサムイ空港はいつもすいており、空港に着いてからチェックインが終わるまで混雑気味でも5分とかかったためしがなく、2時間前に行ったらあの小さな空港でひたすら暇を持て余すはめになります。ホテルで相談してもそういうことは分かっていて、例えば7時のフライトであれば「じゃあ、5時半にタクシーを手配しますね」と言われます(空港着が5時半ではなくホテル発が5時半で、空港まで所要は10分余り)。

今回もそんな感じで空港に向かったのですが──。

出発ロビーに着いてみたら、結構並んでいてビビりました。この時点で出発70分前。単純計算であと20分以内に順番が回ってきてくれないとまずいのですが、列の進み具合を見ている感じでは間に合うか間に合わないか微妙なところで、さすがに心配になってきました。

不安を覚えつつ10分近く待たされた頃でしょうか、バンコクエアウェイズの職員が便名を書いたプレートを掲げて列へやって来て「PG176、バンコク行きのお客さまはいらっしゃいますかぁ!」─。もうね、私の前後も含めて数人が一斉に手を挙げて「はいっ、はいっ、いますっ!」ってやりましたね(笑)。みんなまとめて無事にワープさせてもらいました。

まあ、そんなこともありますので、やはり空港には早めに行かないといけませんね。2時間前という一般的な原則は、たとえサムイみたいな空港であっても守るべきでした。