頭がアレなのを見分けるリトマス試験紙として、ここ数年は〈モリカケ〉というのがありますが、最近はそこに〈統一教会〉〈国葬〉も加わった感じですね。

さて、その統一教会騒動について、教会側が爆弾をぶっ込んできているわけですが、日テレはこれに怯むことなく今夕から「24時間テレビ」を放送するつもりのようです。

この件について日テレは昨日、プレスリリースを出しています:

「24時間テレビ」では、番組の趣旨に賛同していただける方にボランティアとして参加していただいております。一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません。

日テレの言い分は間違いではありません。ただし、それは政治家の選挙スタッフなどに関しても同様であるはずでは。今般の〈魔女狩り〉は明らかに度を超えています。

お前は統一教会のような反社を擁護するのか、と食ってかかってくる頭がアレなのがいそうですが、私は日テレの「一般的に、参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」という基本姿勢を擁護しているだけです。統一教会については、さっさとつぶれてしまえばよいです。

また「反社」(反社会的勢力)というのは法律で規定され、それに該当しない場合は少なくとも法律上は〈民事で問題を起こしている宗教団体〉でしかありませんから、特定宗教の信者であるという理由だけで番組のボランティアから除外するのはそれこそ問題があります(自分の宗教等に置き換えて考えてみれば2秒で分かるはず)。

そして、これは前から言っていることですが、もっと規模が大きくて悪質な宗教団体なんてほかにいくつもあるでしょうに。

まあ、統一教会の反撃が始まったので、今後この祭りはタブロイドや週刊誌ぐらいしか続けないでしょうね。というか、大手などはずる賢いので騒ぎのネタをさっさと〈国葬〉に切り替えているみたいです。〈統一夏祭り〉もそろそろ終わりそうです。