SNSで少数の声のでかいアレな連中が騒いでいるだけのものを、世の中のはやりと勘違いして話に便乗し、ここぞとばかりに自分たちの存在感を誇示しようと図るも、派手に滑って転ぶだけというのが、近頃の野党ども特に立憲民主党のさらす醜態の一つです。

与野党超党派議員による「アダルトビデオ(AV)出演被害防止・救済法案」についての審議が25日の衆院内閣委員会で行われ、立憲民主党は性行為を伴うAVを禁止する法律の制定を別途、検討していく方針を示した。

いわゆるAV新法の話は良いのですけれども、問題は立民党が別途出してきた「性行為を伴うAVを禁止する法律」とやらのほうです。

大昔の成人モノでは実践なしの演技だけでやるのが多かったようですし、業界がその頃の流儀に回帰するならするのもいいかもしれませんが、法律でどうこうすることなのでしょうかねぇ。大島渚が生きていたら金曜の夜から土曜の朝まで怒り続けるような気がします。

なお、この手の話で現役AV女優たちからの賛同意見というのは、少なくとも私は見たことがありません。

もし「性行為を伴うAVを禁止」とのことになれば、抜け道の作品が増えるだけでしょうな。「性行為を伴うAV」よりもずっと性的倒錯に満ちた、あんなのやこんなのが、ね。さらに、職業AV女優の出演しない違法な裏モノがわんさか出回ることになるでしょう。