悪化している日韓関係について「相互不信」という表現を用いるのは全く適切ではありません。「相互不信」との言い方には〈どっちもどっち〉みたいなニュアンスがあるからです。日韓関係の悪化については、嘘つきで約束を守らない韓国に一方的な非があることは明白であり、決して〈どっちもどっち〉ではありません。

「どちらかが百パーセント悪いということはあり得ない。どんなもめごとでもそれぞれに一理あり──」などと賢しら口をたたいてどうしても韓国を少し擁護したいという人は、韓国の主張のどういう部分に理があると考えるのか例挙してみてください。専門家でもなんでもない私ですら片っ端からつぶせると思いますよ。

盗人にも三分の理といいますが、韓国の言い分には一分の理もないので、韓国は盗人以下です。「一般市民と暴力団員との間の相互不信」という言い方がないのと同じで、「日韓間の相互不信」という言い回しはあり得ません。