勘違いしている人が多いというよりも、むしろ、自分たちの望んだ選挙結果が得られなかったことの原因を外に求めて納得したがる人たちが多いという感じですよ。

10月31日に投開票された衆院選比例九州ブロックで、「民主党」と書かれた投票用紙が福岡県内だけで10万票を超えたことが県選挙管理委員会への取材でわかった。立憲民主党と国民民主党がともに略称として用いたため、両党の得票割合に応じて「案分」された。有権者の意思が、投票先に正しく反映されたとは言いがたい結果となった。

いかにも築地の紙らしい書き方です。明示は避けているものの、要するに、立憲民主党と国民民主党がともに略称を〈民主党〉にしたせいで立民党は比例九州ブロックで2万票ぐらい損した、と言いたいようです。

相変わらず馬鹿ですね。

このたびの衆院選できちんと情報を集めて投票先を考えていた人たちなら、当然、略称重複問題も認識していたに決まっていますから、投票用紙にきちんと「立憲民主党」と書いたでしょうが、そうではなく「民主党」と書いたのはどうせその程度の頭の中身の人たちです。仮に立民党が略称を〈民主党〉ではなく〈立憲〉〈立民〉などにすれば、今回「立憲民主党」と書いた人たちは「立憲」「立民」と書くことになるでしょうが、今回「民主党」と書いたような人たちはどうせどうなっても「民主党」と書くに決まっています。「民主党」票の案分による立民党の得票がゼロになるので、同党はさらに負けます。

繰り返しますけど、相変わらず馬鹿ですね。