事故ではなく事件
また痛ましい事故が起きてしまいました。
- 「集団下校の小学生にトラック 2人死亡、60歳男逮捕―呼気からアルコール・千葉」 << 「時事ドットコム」
私は死刑廃止論者なのですが、飲酒運転だけは死刑でいいだろうとふだんから公言しています。理由は簡単で、飲酒運転は誰でも今すぐやめることができるものであるにもかかわらず、飲酒運転による悲惨な事故が起き、盛んに報道され、罰則が強化され、取り締まりが厳しくなっても、なお飲酒運転をやめないような人間に対しては、死刑以外に選択肢がないと思うからです。
繰り返します。飲酒運転は誰でも今すぐやめることができます。盗むのはいけないと分かっていても魔がさしてしまったとか、カッとなって頭に血が上り気がついたら相手を刺していたとか、人間は愚かで弱い生き物ですからそういうことは誰にもあり得ることですが、飲酒運転はそういうのとは違って誰でも今すぐやめることができます。それをやめないのは、もうどうしようもないですよ。
こういう話をすると、アルコール依存症は病気だからそう簡単には治らないとかなんとか筋違いなことを言ってくる人がいるのですが、私は別に今すぐ酒をやめろと言っているのではありません。酒を飲んで運転するのをやめろと言っているだけです。
そうはいっても仕事で運転が必須の場合もあるわけでとかなんとか筋違いなことを言ってくる人もいますが、私は別に運転をやめろと言っているのではありません。酒を飲んで運転するのをやめろと言っているだけです。というか、アルコール依存症だったら運転が必要な仕事に就くこと自体が明らかに間違いです。
そもそも飲酒運転による事故は、事故ではなく事件と呼ぶべきではないですかね。