‥‥被害に遭ったきっかけは、「お荷物のお届けに上がりましたが宛先不明の為持ち帰りました」という、佐川急便を名乗るSMS。記載のURLをタップしたところ、Apple IDでのログインを求められたといいます。

被害に遭った方は気の毒だとは思いますが、そもそもなぜ佐川急便の配送が Apple ID のログインを求めてくるのだろうと、ちょっと考えてみれば分かりそうなものです。その点は本人も「何故そんな簡単にAppleIDを入れたのか?」と後日振り返っているわけでして、冷静に考えれば済むことなのでした。

また、よほど急いでいる荷物なら別ですが、営業所や配送センターに連絡して留め置きにしてもらい、翌日自分から取りに行くとか、家の場所を詳しく説明して改めて配達してもらうとかしたほうが、スムーズではないかと思います。