寄疫禍恋

花ざかりうつる川べもひもとけて心のままに逢はむ日もがな

はなざかりうつるかはべもひもとけてこころのままにあはむひもがな

さすがにこんな詞書は『万葉集』以来の和歌史で初めてではないかと思われる。