菅義偉首相は7日、新型コロナウイルス対策本部を首相官邸で開き、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態宣言の発令を決めた。期間は8日から2月7日まで。発令後、対象地域の知事は飲食店などに営業時間短縮を要請する。

「感染者数」「陽性者数」などに一喜一憂するのは意味がなく、「重症者数」「死亡者数」を見ていなければならない、と私はいつも言っていますけれども、最近はその重症者数と死亡者数の増加がかなり深刻になってきています。私は東京都と埼玉県の分しか見ていませんが、移動平均線では、昨年の春から初夏にかけてのピーク時と同等以上になってきています。しかも、今回は今がピークというわけではなく、上昇トレンドの最中です。

ちょうど2週間前がクリスマス・イヴだったので、さもありなんという感じがします。今月いっぱいはもうどうしようもない状態になってゆくでしょうね。世間は変に新型コロナ騒ぎに慣れて疲れてきているせいで、昨年春よりも今回のほうがかなり深刻だという事実を感覚できないかもしれません。

みんながみんなちゃんと〈手洗い〉〈マスク〉〈距離〉の感染予防を徹底すれば事態は落ち着くはずなのですが、やらない人がいるから感染拡大が悪化の一途をたどるわけです。必ずしも感染するのが予防を徹底していない人だというわけではなく、感染させた側が予防を怠けているという場合のほうが多いのではないかと思います。例えば、いくら家族の大概が感染予防を意識していても、外の飲み会からウイルスを家に持ち帰るのが一人いたらもう終わりですよ。