新型コロナウイルス感染症の重症者数と死者数が、急増ではないもののはっきり増加傾向を示していますので、かなり警戒が必要でしょう。大阪府のような例もありますし、医療が逼迫すると新型コロナだけの問題ではなくなります。

しかしながら、希望を持つに足る十分なデータもしっかりあります。実効再生産数は減る傾向にあるのですよね。

出典: 「新型コロナウイルス国内感染の状況」 << 「東洋経済オンライン」(1日午前現在)

つまり、個々人の努力でウイルス拡散を抑えることがそこそこうまくいっていると考えられます。この調子でいけば現行の第3波もしのげるでしょう。先月下旬の3連休の影響が今月中旬ごろから出てくるかもしれませんが、それを乗り切ればとりあえずどうにかできると思います。

もっとも、こんな状況だというのに集まって飲み会をやったりする人たちがいるようでは、どうにかできることもどうにもできなくなるのですが。かくなる上は、そんな人たちから自分の身を守るための対策を心がけなければなりませんね。