今週は、PayPalが暗号通貨(仮想通貨)の扱いを始める旨を発表するという、画期的なことがありました。

ついにビットコインが〈通貨〉になるのかと、その界隈が熱気を持ち、ビットコインの相場が急騰しているようですけれども、しかし実際問題としてビットコインをはじめ暗号通貨は変動が激しすぎるため、通貨としてはあまり機能しないのではないかと。

こちらの記事に書いてあることが概ね正しいと思います。暗号資産は貴金属のような投資対象でしかなく、株と同じように、価値が上下すれば投資家が喜ぶだけで、なかなか決済手段にはなりにくいでしょう。ただ、PayPalなどが現在の暗号通過の扱いを始めるということは、きたるべき各国の中銀デジタル通貨の発行に備えての技術的な下地作りとしての意味は大きいでしょうね。