地球温暖化が進み、エアコンなしでは生きられない世界になり、ますます地球が暑くなる、という悪循環を断ち切ろうにも、エアコンの使用を減らそうという単純な発想はもう間に合わないことは明らかでして、エアコンの性能改善を進めることで解決を目指すという方向しかなさそうです。

国連の新しい報告書によると、「エネルギー効率が高くて気候に優しいエアコン」に切り替えれば、今後40年間で最大4,600億トンの温室効果ガスを世界全体で節約できるそうです。これは、2018年に世界が排出した温室効果ガスの約8倍に相当するのだとか。つまりエアコンを進化させれば40年間で8年分の温室効果ガスを削減できると。

では世界のみんなでこの方向に向かっていこうではないか、と考えるのはごく普通だと思うのですが、だいたいこういう話になるといつも例の3つの国が自分勝手なことを言うのですよね。

簡単にいうと──

アメリカ
めんどくさいし金がかかるし今の国内工業を抑制しなきゃいけないし失業者が増えるから嫌だ。地球温暖化は牛のゲップで起きてるんだろ。俺がそうだと言ってるんだからそうなんだよ。
中共
世界の覇権を握る大中華帝国を打ち立てようとしているのに、邪魔立てするな。だいたい、自分たちだけ先に発展しておいて、俺が発展しようとする時にそういうことを言いだすの、ずるいぞ。
インド
こちとらこの程度の国土に中共と同じ13億超の人口を抱えていて、インフラ未整備だしエネルギー不足だし貧困は解決しないし大変なんだ。余計な縛りをかけてくるとか、どういうイジメだよ。

もっとも、この3カ国が悪いのだとなじればいいという話でもなく──。