「イギリス流の「第3の選択肢」」もなにも、私が実践している方法と似たようなものなのですが。

私はどうしているかというと、まず、百均で売っている買い物バッグを使うのが基本です。なぜみんなわざわざエコバッグとかいう要するに簡易トートバッグを千円前後も出して買って用意しているのかが、私には理解できません。レジ袋代わりなんだから安物でいいではありませんか。

あと、レジ袋の使い回しもよくやります。ちょいとコンビニに行って一点か二点のちょっとした買い物をするようなときですね。ローソンのレジで「袋はいりません」と言いながらセブンイレブンの袋を取り出して広げたりするの、なかなか楽しいですよ(笑)。あと、ユニクロの紙袋はなかなか頑丈で使えそうなので、保存してあります。

もちろん素直にレジ袋を有料で買うこともあります。あの手の袋はどっちみち、ある程度の数は家で必要になりますからね。

ところで、最後に一つ。有料化などによりレジ袋の使用量を減らすことは、資源の無駄遣いを減らすという点では意味があるので私も乗っていますけれども、海洋プラゴミ対策という点では少なくとも日本においてはあまり意味がありません。なぜなら、海洋プラゴミというのは直接的には、ゴミ処理がきちんとなされないことによって発生するものであり、日本では大概のプラゴミはちゃんと収集され処理されているからです。あれは主に、ゴミのポイ捨てを平気でやる国民性の国とか、経済発展を続けているけれどもゴミ処理技術が不備で大量のプラゴミを土に埋めたり海に捨てたりするしかない国によって、引き起こされている問題です。