デルタ航空やアメリカン航空、KLM、イージージェットなどの航空各社は運航の再開を進めているが、機内でのアルコール類の提供を停止している。CNNの報道によると、これは乗客がトイレに行く回数や、マスクを外して過ごす時間を減らし、感染拡大を防ぐためだという。

建前ですね。実際は単に前々から何とかして経費を削減したかったのだと思いますよ。新型コロナウイルスというのがちょうどいい言い訳になったのでしょう。

まあ、機内でアルコール類なんて提供しても、気圧の低い中でふだんの倍の酔いが回って暴れる客がいたりとか、ろくでもないことばかりです。これを機に全世界の旅客機から酒がなくなるといいでしょう。

私自身の体験で言いますと、隣の席に座っていたオッサンが調子こいてタダ酒をあおりすぎ、酸欠になって喉をかきむしりながら倒れてしまったので、しばらく彼を横に寝かせるために私も席を立たされてしまったことがあります。もう、こんなアホは通路に寝かせておけと思いましたね。フライトアテンダントがでかい酸素ボンベを持ってきて大騒ぎでした。そのうち着陸態勢に入ってシートベルト着用サインが点灯しても、酸素ボンベがあるため私は自分の席に座ることができず、フライトアテンダントが見つけたよその空席のほうに移らされました。