はっきりいってどうでもいい話なのですが、放っておくとある種の人々がモリカケ騒動や桜騒動みたいに火のない所で火事だ火事だと騒ぎ続けて、また国会が停滞させられる事態になりかねませんから、さっさとたたきつぶしたほうがよさそうです。

野党、似非リベラル、似非左派、悪意のマスメディアによると、安倍内閣は東京高検検事長の黒川弘務氏(63)という方のことがお気に入りで、彼を検事総長に就けるために検察幹部の定年(現規定では63歳)を65歳まで延長しようとしているのだそうです。

なお、黒川氏は2月に63歳になって定年を迎えているのですが、政府が退職を8月まで延ばす措置をとりました。

この黒川氏の定年半年延長は法律的にどうなのよ、ということが議論されるのならまだ分からなくもないのですが、騒がれている法改正案は黒川氏の定年延長とは実質的に関わりがありません。なぜなら、黒川氏の延長された定年も今年8月で切れますし、彼が65歳になるのは2022年2月であり、改正法の施行は同年4月1日付とされているからです。

このような検察人事への介入を許すと三権分立の危機を招く、などとほざいている人が多いそうですけど、中学校の公民の授業を受け直してきたほうがいいですよ。だいたい最高裁長官を指名するのは内閣ですからね。

昨日今日になってなぜか芸能人たちがいきなりこの騒ぎに乗っかってきて、「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをTwitterでツイ散らかしているのですが、彼らはそもそもケンサツチョーというのが何なのかも知らないのではないでしょうか。影響力のありそうな馬鹿たちを誰かが裏で焚きつけているのでしょう。

とりあえず、野党、似非リベラル、似非左派、悪意のマスメディアがそろって声を上げて騒ぎだしたときは、十中八九、嘘だと思っておいたほうがいいです。