「食料品や日用品など生活に必要なものを買うためにスーパーなどへ行くことまで自粛する必要はありません」という言葉が、馬鹿脳フィルターを通すと「スーパーなら出かけても問題ありません」と変換されるらしく、スーパーが家族連れと暇つぶし老害とで三密になっているような今日このごろですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。ちなみにドラッグストアはすいています。

今夕、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の対象が、7都府県から全国に広げられました。東京都や埼玉県での新規感染者数に減少の兆候がうかがわれ、気が緩みそうになるこの時期に、こういう手を打ったのは悪くないと思います。また、ゴールデンウィークを控えて、大都市圏の人間がみだりに地方へ移動しないように釘を刺すという点でも、意味があるでしょう。

ところで、緊急事態宣言の件と合わせて、全国民を対象に一律10万円の給付を行う方針も安倍首相から明らかにされました。一律10万円給付というのはこれまで野党が訴えてきた案ですから、首相の方針を野党も高く評価するのだろうと思いきや、野党は一斉に批判を始めたとのことです。もう訳が分かりません。

ほらね、こういう非常時には人間の本性があらわになります。よくよく観察しておきましょう。

とにかく、野党は政府に対してケチをつけるのが自分たちの仕事だと考えているのですよ。私が先日来ずっと言ってきている通りでしょう。〈安倍政権を倒すためなら日本が滅びてもいいと思っている人たち〉なのですよ。

確かに、今回〈あの党〉が言いだしたことで10万円給付に動いたということは、ゲーキョ学会員からアレのほうへ還流させられるおそれがある、という問題がありますが、それよりも、野党がひたすら邪魔するせいでいつまでたってもいつまでたってもいつまでたってもいつまでたってもいつまでたっても何の話でも滞るということのほうがよほど問題です。

目下の危機を政局に利用したいだけで、危機を乗り越える上で何の役にも立たないどころか邪魔でしかない人たちは、さっさと消え失せてほしいですね。

さて、今日もしっかり手洗い励行でいきましょう。