8月も今日で終わりだというのに、夏祭りの盛り上がりが全く衰えない〈お笑い韓国劇場〉です。本当に毎日毎日、どれをどう採り上げたらいいのか迷うほどにネタが豊富で、困ってしまいます。

日韓GSOMIAの破棄でアメリカに怒られ、この件についてアメリカの理解も得ているなどと嘘をついてさらにアメリカに怒られた、嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国ですが、アメリカに逆ギレしてしまいました。

韓国外務省の趙世暎第1次官は28日、ハリス駐韓米大使と会談し、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄通告などをめぐり、米国務省が「失望」や懸念を表明していることに対し、自制を求めた。

要するに、大っぴらに韓国に文句を言うのはやめろということですね。国が国にこんな注文をつけるなんて聞いたことがありません。だいたいそれを言うなら、韓国が長年にわたり日本に対してあれこれ難癖をつけたり嫌がらせしたりし続けているのは何なのかという話ですよ。

こんな仕打ちを受けたハリス氏は、翌日に予定されていた韓国退役軍人の集いでの講演をドタキャンしてしまいました。

米国のハリス駐韓大使は外交部に呼ばれた直後、29日に予定されていた在郷軍人会主催の講演を突然キャンセルした。在郷軍人会は「最近になって大きく変動している安全保障問題についてハリス大使に講演してもらう予定だったが、取りあえず延期することにした」とコメントした。しかしハリス大使は韓国外交部の趙世暎(チョ・セヨン)第1次官との面会後、不快感のため講演をキャンセルしたとの見方もある。

こうなるのは当たり前ですよね。ハリス氏にしてみれば、韓国を批判するなと韓国外交部から言われた翌日に、米韓安保の問題について講演なんかできませんわな。何せ今の韓国には批判すべき事柄しかないのですから。

講演をドタキャンしたハリス氏ですが、同日夜はハンバーガー店の開店イベントでおいしいハンバーガーに舌鼓を打っていたとか。

写真を見るととても楽しそうです。いっしょに隣に写っているのは夫人でしょうか。ひととき青い家のアホどものことも忘れて、二人でハンバーガーを堪能したことでしょう。

さて、日本のみならずアメリカからもすっかり嫌われている韓国ですが、はっきり自分たちからもアメリカを遠ざける動きに出てきたようです。

在韓米軍基地の整理移転は既定路線ですから、特に新しいニュースではありません。前々から、これは在韓米軍縮小の動きではないのか、アメリカもついに韓国を見放す方向で考え始めたのでは、と一部では噂されていました。ただ、韓国側からわざわざ今このタイミングで大っぴらに米軍基地移転を急かすような振る舞いに出た、ということの持つ意味は決して小さくありません。

韓国が喧嘩を売っている相手はアメリカだけではありません。もちろん日本に対する言動もますますとんがってきています。

韓国の国会議員たちは、自分たちが竹島に上陸して気勢を揚げれば、日本の対韓輸出管理強化を解除させることができる、と考えているようなのですが、しかし、私にはどうにも理解のできない論理です。やはりまともに相手にしてはいけない人たちなのだな、という思いがします。

そうそう、既出のハリス駐韓米大使は、母親が日本人です。元軍人で、昨年までは海軍の太平洋軍司令官でした。尖閣諸島が中共から攻撃されれば米軍が防衛する、と明言した人です。今後の竹島問題をめぐる展開がちょっとだけ楽しみです。

さて、8月が終わって明日からどんな流れが待っているのでしょうか。ワクワクしますね。