これは単なる時間稼ぎでしょう。とりあえずこう言っておけば、日本側は、火器管制レーダー照射事案についてのさらなる証拠の公開とか、いわゆる元徴用工問題での対抗措置とかを、10日まで止めておくだろう、という韓国側の思惑が透けて見えます。こうして作った猶予期間のうちに新たな嘘を考えようというのが、いかにも嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国らしい発想です。もしそうでないのだとすれば、文在寅大統領は10日と言わず今日にでも見解を表明するはずですよ。

日本としては10日まで待つ必要はなく、バシバシと手を打っていったほうがいいでしょう。10日まで待ったところで、どうせいつもの「日本は歴史事実を直視し、正義に基づいた未来志向の韓日関係を」とかいうたわ言を聞かされて余計にむかつくだけですから、さっさと事を先に進めてしまったほうがいいです。