相手の嫌がることをわざとやる、特に、自分より格下とみなす相手のことは異常なまでにおとしめる、というのが韓国の国民性であることはもう十分に分かっているので、東京五輪に絡んで韓国の選手団やら報道やらがあれこれとやらかしている事柄については特に驚きませんし、怒りもなくただ呆れるばかりです。

ただ、このテレビ局のやらかしについては、視聴者から批判の声が多く上がったとのことですので、韓国にもまともな層がある程度は育ってきているのかなという気がしなくもありません。もっとも、この嫌がらせの対象に日本が含まれていたら、どうだったのでしょうかね。

一応はIT業界といわれる分野の末端にいる者なので、噂に聞くあれこれが──

私が一番ウケたのはやはり「伝言ゲーム」ですかね。実際この界隈では、

現場の技術者(たいていは下請け、外注、アルバイト、嘱託、期間契約スタッフなど) ←→ 実務担当者(ヒラか主任で、技術的な知識は少しある) ←→ 決裁権者(係長か課長クラスで、技術的な知識はほぼない) ←→ 取引先企業の決裁権者 ‥‥

という伝言ゲームがよく行われ、ちっとも話が進まないことがあります。もちろん日常業務についてのやりとりは実務者レベルで行いますが、より高度の判断が求められるときに話を上に持ってゆくと訳が分からなくなります。

Twitterほかネットの様子をながめていますと、東京五輪を中止しろと喚いていた人たちが開会式の中継を見ながらいちいちケチをつけていたようで、思わずニヤけてしまいますよ。

だって、彼らは東京五輪の開催に反対していたわけですよね。反対していたのに、なぜわざわざ見ているのでしょうか(笑)

現在の状況で東京五輪を開催することには反対だが選手たちのことは応援している──という言い訳を百歩譲ってまるまる認めるとしても、試合中継を観戦するのは分かりますが、なぜわざわざ開会式を見て、演出が駄目だとか安っぽいだとか文句を垂れているのでしょうか(笑)

私は2008年の北京五輪の開催には反対でしたから、北京大会の中継を全く見ませんでした。試合の様子はニュースで断片的に見ることはあっても、生中継や録画中継は見ていませんし、開会式と閉会式はそれこそ一秒たりとも見ていません。そんな私からすると、東京五輪に反対していたくせに、一昨日の開会式を見ながらいちいちあれやこれやとネットでけなしている人たちなんてのは、全く理解に苦しみます。

そして、競技が始まってからもなかなかおもしろいことになっています。東京五輪の開催を支持していた人たちは家にこもってテレビ観戦している一方、中止だ中止だと言っていた人たちがこのクソ暑いのに外へ出て国立競技場周辺に大勢で集まり密になって抗議デモをしているとか(笑)

えっと、先日私が書いたことを再掲しておきますね。

それでは選手たちのことを第一に考えずに五輪を政治利用しているだけではないか、と言う人がいるかもしれない。ならば問う。五輪の無観客開催に反対している人たちは、政治利用しているのではないのか、と。繰り返すが、新型コロナ云々は彼らが五輪開催に反対する真の理由ではない。

昨夜、東京五輪の開会式を中継しているはずの背後のテレビから、いきなりドラクエのファンファーレが聞こえてきた時は、何ごとかと思って振り返ってしまいました。本当に度肝を抜かれました。

ドラクエのBGMは当初から完成度が高く、早くからオーケストラ版のCDも発売されていました。五輪の入場行進に使われても全く遜色のない音楽です。

「ドラゴンクエスト 3」より「ロトのテーマ」

そのあとも、FFやらモンハンやら、ゲーム好きでもない私ですらどこかで聞き覚えのあるようなゲーム音楽が続きます。そこへロングドレス風の衣装の選手が入場してきたりするものだから、すっかりファンタジーですね。

こんなのはおもしろそうだよなと、居酒屋で冗談混じりで言いそうなことを、本当に現実にしてしまった開会式です。やられました。返す返すも、この大会が正常な状況下での開催とならなかったことが残念でなりません。

分かっていない人も多いみたいなのでわざわざ言っておきますけど、ドラクエ、FF、モンハンなどのゲーム音楽は〈世界で最も広く認知されている日本音楽〉ですよ。

さて、この様子だと閉会式では初音ミクが歌うのではないかと、改めてひそかに望みを抱いているところです。

昨年初めに新型コロナウイルスが国内で感染拡大を始めた頃は、春先に収束するだろうと私は予想していた。そして、東京五輪は秋に延期されるだろうと思っていた。私のそんな予想は全く外れて、1年以上たってもコロナ禍は収束しないどころか悪化の様相を呈しつつ、1年延期された五輪は始まる前からボロボロになりながら開会式の日を迎えた。

すでにプロ野球もJリーグも観客を入れて試合を行っている中、五輪が無観客で開催されるとなれば、開催自体に反対する理由は普通に考えて見当たらない。つまり、反対している人の多くは実は、新型コロナが理由で反対しているのではない。そんなワイドショー的な声に圧殺されるなどあるまじきことであるから、五輪は開催されなければならないのである。

それでは選手たちのことを第一に考えずに五輪を政治利用しているだけではないか、と言う人がいるかもしれない。ならば問う。五輪の無観客開催に反対している人たちは、政治利用しているのではないのか、と。繰り返すが、新型コロナ云々は彼らが五輪開催に反対する真の理由ではない。

五輪・パラの開催期間中から開催後にかけて、首都圏の新型コロナ感染者数は増えるかもしれないし、減るかもしれない。いずれにしても、それは五輪と直接的にはあまり関係がない。何せ五輪は無観客である。心配なら自分が会場や選手村に近づかなければいいだけのことだ。というか、新型コロナを警戒するという意味で言うなら、五輪のいかんにかかわらず自分のふだんの生活様式に気をつけたほうがいい。