東路の道の果てよりも

十八. 花橘

時ならずふる雪かとぞながめまし花橘のかほらざりせば
更新履歴: 平成20年1月3日

原文

五月ついたちごろ、つまちかき花たちばなの、いとしろくちりたるをながめて、

時ならずふる雪かとぞながめまし花橘のかほらざりせば

現代語訳

5月の初め、軒の近くの花橘がとても白く散っているのを眺めて、

時ならず降る雪かと思って眺めたことだろう。もし花橘の香りがしなかったら。