春の夢
今朝、久しぶりにけったいな夢を見た。
私はなぜか越谷のコーヒー・ショップにいた。
携帯電話が鳴る。H氏からだ。
H氏:「そこにKさんが来てないかい?」
私:「Kさん? 店の中には見当たりませんけど」
H氏:「おっかしいなぁ。今、四谷にいるんだけどね、ここでKさんと待ち合わせなんだよ。ひょっとしてKさん、四谷と間違えて深谷に行っちゃったのかなぁ。もしそっちにKさんが現れたら、連絡してくれ」
私:「あのー、こちらは越谷にいるんですけど」
H氏:「いいからいいから」
いいからいいからって、何がいいのかよく分からないが、通話を切る。
そのとたん、また電話が鳴り出した。今度はK氏からだ。
K氏:「そこにHさんが来てません?」
私:「来てないですよ。ついさっき──」
K氏:「実はですね、Hさんと深谷で待ち合わせてるんですけど、来ないんですよねぇ。ひょっとしてHさん、深谷と間違えて四谷に行っちゃったんですかねぇ。もしそこにHさんが来たら、連絡くれませんか」
私:「でも、私が今いるのは越谷なんですけど」
K氏:「とりあえずよろしくお願いします」
──ここで目が覚めたのである。
「越谷」と「四谷」と「深谷」って、要するに「谷」つながりのオヤジギャクを夢に見てしまったのである。何なんだよ、これ。ていうか、この3地点って思いっきり遠いじゃん。
それにしても──。
夢から覚めた私は思うのであった。「夢の中の話とはいえ、なぜあの2人は直接相手の携帯に電話しなかったのだろう」─。

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