《短歌》成らぬ願ひ
億の子に億とあれどもたらちねの母はわれにぞひとりなりける
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[おくのこに おくとあれども たらちねの はははわれにぞ ひとりなりける]
すゑの世に成らぬ願ひにいだかれて老いゆくほどに若きわれなり
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[すゑのよに ならぬねがひに いだかれて おいゆくほどに わかきわれなり]
1首目: 本歌、暁烏敏「十億の人に十億の母あらむもわが母にまさる母ありなむや」
2首目: 本歌、暁烏敏「この世にて果たさるべきもなき願ひいだきをればぞわれつねに若し」
拙詠はいずれも、いわゆる本歌取りというよりは、詠み直し。だって、暁烏師の歌、いくらなんでも下手すぎるし文法がおかしいんだもん。先師の本意を継ぎつつ綻びを縫うのは後学の務め。
記事分類: 三十一文字

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