IEのシェア低下に安堵
※ 「@IT」 >> 「IE7を逆転 バージョン別シェアでFirefox 3.5がナンバー1に」
ブラウザ市場におけるIEのシェア下落傾向が顕著になってきた。一言でいうなら、良い傾向である。
ウェブ屋をやっていると、IEにはよく変なバグがあって困ることがある(例)。ウェブページのレイアウトが、他のブラウザで見ると問題がないのに、IEで見たときだけおかしくなったりする。IEが特定のCSSプロパティにまだ対応していない、という話なら理解できるけれども(そういうことはIEに限らずどのブラウザでもヴァージョンによってあり得る)、IEが根本的にタグやスタイル・シートのレンダリング(解釈・表示)を間違えているという、要するにバグだから問題なのである。
困ったことに、このバグだらけIEが従来、圧倒的に高いシェアを占めてきた。Windows機種に最初からバンドルされているブラウザがIEなのだから、そうなるのは必然だ。となると、ウェブ屋は、HTMLやCSSを仕様通りに正しく記述しても、閲覧者の大多数が使っているブラウザでの表示が狂う、という状況に悩まされる。そこで、ソースを正しく記述するのではなく、IEのバグに合わせて記述するという、おかしな作業を強いられる。
※ 「All About」 >> 「CSSハックを使わずIEのバグに対処する方法」
この記事の先のページでも触れられているように、IEに合わせて書いたソースというのは、文法的には正しくない(仕様に沿っていない)ものになってしまう。
すると今度は、正しくないソースは、要するに正しくないのだから、当然ながらIE以外のブラウザでの表示に支障をきたすことがある。そういう場合、大方のウェブ屋は、“IEできちんと表示されるかどうかを判断基準とし、他のブラウザについては一応考慮するものの最後には見切る”という方針をとるのが普通だ。よく「当サイトは Internet Explorer 6 以上での動作を確認しています。それ以外のブラウザでの動作は保証しません」などという但し書きを見かけることがあるのは、まさにそれである。深く考えてみるまでもなく、本末転倒である。
私はわざわざ間違ったHTMLを書くというのが嫌なので、なるべく(あくまでも、なるべく)IEのバグに引っかからないような書き方をする、もしくは、引っかかっても悪影響の少ない書き方をする、という方法をとってきた。IEのシェアが落ちれば、こういう面倒な気遣いもしなくて済むようになる。

Comments
でもそういうモノを作っているのがIEしか使わない人だったりするので、そういう事であれば別規格(プロトコルやサービスが別であるという定義づけをする)として貰った方が本当は良いのではないかと思ったりします。
表示が崩れるという程度ならまだしも、映らない、進めない、となるとかなりイラッとします。映らなくても差し支えのないようなコンテンツ(飾り的なFlashとか)ならかまわないのですが、映らないと困るコンテンツだったりするからなおさらです。
私が関わっている所でもそういうのがありますが、言っても聞かないのでもう放置。。。